第14回 ピンクリボンレディーステニス大会<全国決勝大会> 

2016年10月19日・20日、荏原湘南スポーツセンター(神奈川県藤沢市)にて、
第14回ピンクリボンレディーステニス全国決勝大会が開催されました。

◆出場選手
50歳以上の部   川井 貴子(チームT.K)
高浜 和子(チームT.K)
一般の部   岩田 麻美(みなみ坂TS)
平田 朋子(西条RTC)

◆対戦結果 ベスト16
1回戦   なし   
2回戦  広島 VS 香川  2−0 
3回戦 広島 VS 愛知  0−2 

 結果PDFはこちら

女子連本部のピンクリボンテニス大会のHPもご覧ください。



手作りのピンクリボンマフラーと赤いカープTシャツは、4人の団結力の現れです。

見事ピンクリボン賞に選ばれました

 


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14回ピンクリボンレディーステニス大会 全国決勝大会参加報告


「こんなの作ってみたんだけど〜。」「えっ?何?ピンクじゃん。」

平田さん作素敵なピンクのマフラータオルをバックに忍ばせ、1017日早朝の新幹線のぞみでいざ藤沢へ出発しました。明け方まで降り続いた雨はすっかり上がり意気揚々と広島駅へ。それぞれの家庭の事情を家族の協力によって見事にクリアし、4名は笑顔で出発することができました。ところが、昨夜の雨雲が一足先に関東に移動したらしく藤沢に着いたときはどしゃ降りの雨。予約していた練習コートが使えずがっかり…。こんな時頼りになるのがキャプテン平田さん。予定変更、移動計画をちゃっちゃっと段取り…さすがです。SSCの下見をして一安心。それでも時間が余る雨の中、「生ドーナツ、珈琲…」と要求を出すだけの高濱でした。まあ適材適所という言葉もあるので―――。


 夕方からは、懇親会とドロー抽選会が藤沢駅近くの商工会館ミナパークで行われました。大会役員の方々の挨拶の中で語られる大会の趣旨や乳癌検診のこと、また、香川県から来られた方の乳癌克服の体験談などを聞かせていただきながら、改めて大好きなテニスができる幸せや健康であることへの感謝の気持ちが湧いてきました。軽食をいただきながらお国自慢のスピーチで楽しいひと時を過ごしました。そしていよいよドロー抽選会。とりあえず何もしないで2回戦だあ!お楽しみ抽選会もありワクワクドキドキでした。夜は、宿泊ホテルでミーティングというか夜食というか…。


 18日試合当日。暑いくらいの好天に恵まれ、準備万端でSSCへ。屋外コートに47都道府県のプラカードが並び開会式が行われました。だんだんと緊張感が高まってきました。でも、私たちは2回戦からなので試合観戦をしながらゆっくり準備をすることができました。

 いよいよ私たちの2回戦香川県との対戦です。50歳以上の部の試合に入りました。「いつもと同じ」を合言葉に緊張して硬くならないように入り方に気を付けました。しっかり厳しいコースを打ってくる相手のショットに少し押され気味でしたが、ベンチで「前に!」と声をかけてもらい思い切ってつめてポイントを取ることができました。接戦でしたが何とかうれしい1勝を得ることができました。

続いて一般の部の試合です。「いつもと同じ」で岩田さんのストロークで押し、平田さんの堅い守りで相手のミスを誘い、常にリードすることができました。2−0で3回戦に進むことになりました。みんなでほっとした瞬間です。

3回戦の相手は北海道と愛知の勝者。北海道なら日本Sの前に負けるわけにいかないぞと密かに闘志を燃やしていたのは私だけではないはずです。残念ながら相手は愛知県になりました。50以上は超ベテランのテニス、2アップで緩い球をロブ・足元・アングルと自由自在に―――。川井高濱の最も苦手とするタイプ。川井さんのスーパーキャッチの健闘も及ばず、やはり未熟さを痛感する結果になりました。

望みは一般へと…しかし、平田岩田ペアも相手のフラットな強いストロークに押され気味。そして時々早いロブを混ぜられペースを崩されることになってしまいました。あんなに練習した10ポイントタイブレークも実践するチャンスは訪れず残念でした。3回戦敗退が決まる頃、本部役員の方に呼び止められ「広島のそのピンクのマフラー素敵ですね。明日の閉会式で表彰しますから残っておいてくださいね。」と。やった〜!思わぬご褒美に敗戦のショックが和らぎました。平田さんに感謝!


 19日、時間があるので電車と送迎バスを乗り継ぎSSCへ。さわやかな秋晴れ、青い空と海風がとても心地よく感じられました。準々決勝を観戦し学ぶべきところをたくさん心に刻むことができました。今年初めての試みで女子連指導委員の岡川さんとウイルソンのレッスンプロの方による「ウルトラクリニック」レッスンが開催され4人で参加しました。様々な面でワンポイントアドバイスをしていただき大変勉強になりました。

 決勝は兵庫対神奈川、腰痛に耐えながら(ずっと立って観るしかなかったので)ただただ感心するばかり、互いの健闘に大きな拍手を送りました。閉会式のはじめに帰りの時間が迫っている遠くの県の人たちを先に表彰してもらいました。「ピンクリボン賞は広島県です。」拍手と写真撮影に大満足の4人でした。


 私たち4人にとって今回の全国大会参加は大変貴重な体験となりました。広島予選も全国大会も女子連の役員の皆様のご尽力あってのことで感謝の念でいっぱいです。とりわけ今回の参加にあたって何もかもが不安で泣きそうな私たちに的確なアドバイスや練習相手をしていただき、たくさんの方々に助けていただいたことを改めてお礼申しあげます。また、日頃の練習仲間の皆さんから「がんばってきてね。楽しんできてね。」と温かい励ましの言葉をかけていただき、たくさん元気と勇気をもらいました。皆様本当にありがとうございました

これからも女子連のテニス大会にたくさん参加して腕を磨き、楽しくテニスをしたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

         

 

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